高性能な消音製品は、研究・開発に多くのコストを費やしています。企業努力の上で成り立つ製品も、いったん世に出てしまうと、たとえパテントで守られていたとしても、リバースエンジニアリング技術の進歩により、あっという間に模倣品が非常に安価に製造される事態となってしまいます。本会では、製品と施工者の両方を認定制にとし、認定外施工者による消音標準化システムの工事を認めません。消音標準化システムとして使用される認定製品については、本会が使用状況・ユーザーの把握をし、模倣品の利用を防ぎます。また、施工者へ向けた使用方法についての講習や、ビルオーナー・管理会社様への工事認定を推進することで、消音標準化システムの普及を推進していきます。
導入結果 | (予定) | 昼間作業時間 | 5時間 |
(結果) | 昼間作業時間 | 8時間 |
昼間工事ではチェックアウトからチェックインの10~15時(実働4.5時間)が作業可能時間であったが、消音標準化システムを導入することによって通常の8~17時で作業時間を8時間確保することができた。またホテル側としては工事期間中、隣室等の工事騒音影響範囲は売り止めを予定していたが、売り止めをせず工事が可能となる。